加盟者名:株式会社TGM
代表取締役 田上悠喜様 / ブランド買取専門店 BRAND OFF LIFE仙台六丁の目店、ブランド買取専門店 BRAND OFF LIFE仙台中倉店
新規事業検討へのきっかけは?
【独立後の課題】
私は大型総合リサイクルショップに6〜7年勤務し、その知識を生かして独立を決意しました。リユース業界ならではの、唯一お客様にお金を渡せるという商売に面白さを感じていたため独立後の事業もリユースを中心に考えていました。
創業時から「ブランド買取販売専門店LIFE」として、古着やアクセサリーの買取・販売を行い、現在は2店舗展開中で、どちらもブランドオフが併設されています。
運営していく中で、ブランド品の買取に関しては当社でもノウハウがありましたが、ブランドオフで買い取るようなハイブランド品に関しては、真贋や相場観、相場情報や商品情報の面で自力でやっていくには限界を感じていました。そこでフランチャイズの力を借りたいと思ったのが、約4〜5年前のことになります。
ブランドオフを選ぶまで
【長年の検討期間を終え、辿り着いた場所】
他のフランチャイズを5〜6社ほど検討した中で私が最も条件としていたのは、既存で取り扱う商品との親和性があり、商材のすみわけができることでした。ブランドオフの取り扱い商材と既存の取り扱い商材のバランスが取れており、うまくすみわけができるよう親身に相談に乗ってくれました。また、何よりも好印象だったのはブランドオフの誠実さが私たちの既存事業とも共通しており、非常に親和性を感じたため加盟を決めました。
加盟前の段階からリスクのすり合わせをしっかり行ってくれたので、オープン時に困ることはほとんどありませんでしたし、優秀な方たちの研修によって、社員の接客スキルが飛躍的に向上し、当社のビジョンにも良い影響になりました。
大事にしていること
【同じブランド品の取り扱いだからこそ本部の思いに深く共感する】
私が運営で最も重視しているのは、お客様にご満足いただき、リピート利用につなげることです。
既存事業でもリピート利用は重要な要素であり、2つの屋号で展開する中で、我々の取り扱い商材を持っているお客様はハイブランドを持っていることが多いですし、その逆もあることが分かりました。どんな時でも買い取れるのはお客様にとっても嬉しいことだと思いますし、より多くのお客様に利用していただき、長く愛されることこそが地域一番店を目指すことなのかもしれません。
また併設型店舗だからこそ、古着だけでは出会えなかったお客様に出会えることも多く、接客もパーソナルで親密な話を聞けることも既存事業との客層の違いとして魅力に感じていますし、今後も大切にしていきたいですね。
今後の展開
【店舗展開と社長のメッセージ】
気持ちは全国にブランドオフを展開していきたいところですが、まずは地域の認知度を高めたいので、ある程度目標値に達するまではドミナント方式で集中して店舗を展開していきたいと思っています。「ブランド買取販売専門店LIFE」との運営を総合的に見て、エリアナンバーワンを達成して基盤が固まったら県外進出を検討したいと考えています。
加盟を通じて新たな可能性を感じる中で、古着を含むアパレル業界には、店頭で働けるのは20代までが限界という印象が強く、その先のキャリアが描きづらいという現状があります。若手社員は最初、服が好きで入社するケースが多いですが、年齢を重ねるにつれて欲しいものの単価が上がり、次第にハイブランドへの関心も高まります。
このズレが生じるタイミングで、ブランド品の買取をキャリアアップの一環として導入することが、業界の新たな改善策となるかもしれません。